子どもが自律成長型になると子育てが楽になる理由

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こんにちは、四国の高知から配信しています。もっさんです。今回は「子どもが自律成長型になると子育てが楽になる理由」について書きたいと思います。

子育てをしていて「言うことを聞いてくれない、勉強しない、片付けない」言い出したらキリがありませんが、こんな相談が良くあります。その中で一番多い相談は「子どもが勉強しない、どうしたらいいですか?」という相談です。私は「どんな勉強をしないんですか?」と必ず聞きます。だいたいの親は「学校の勉強です」と言います。私は「じゃあ他の勉強はしてるんですね」というと親は・・・?他の勉強・・・?となります。勉強という概念が学校で受ける授業、塾で受ける授業と思っている親が沢山います。間違いではありませんが、子どもにとっては遊びも友達関係も全てが勉強ですよね。

学校の成績が良くてもコミュニケーションがとれない子ども沢山います。社会人になって1番大切な事はコミュニケーション能力です。学校の成績は関係ありません。親が子どもに勉強してほしい気持ちはもちろんわかりますが、押し付けになってはいけません。

じゃあどうやったら、学校の勉強をする様になるのでしょうか?正直いって答えはありません。何故ならば子ども一人一人性格が違います。答えも一つではありません。これをやれば必ず勉強するという方法はありませんが、環境を整えることはできます。

それは、親も勉強しているところを見せる事です。

日本人の大人は社会人になると、自己啓発や学びを、ほとんどしなくなります。1週間の大人の学びの平均は6分だそうです。何故、学びをやめるのでしょう。仕事で時間がないとか、いろいろあるといいますが、6分以上は勉強をしましょう。自分もしていないのに子どもに勉強しろとは言えませんよね。子どもは親の背中を見ています。最近、リカレント教育(大人の学び直し)が大切といわれています。

お住まいの近くでも開催しているところがあると思います。調べてコミュニティに参加してみるのも、1つの手段でしょう。

親も勉強をしている、何故勉強しているのかを子どもに伝えて向き合って話しをしてみる事も1つの手段でしょう。各家庭の事情はことなります。やり方は人それぞれですが、先ず親が学ぶことが大切になってくるでしょう。

そんな姿を見て育つ子どもは、自律が早くなります。早い子は3-4年生ぐらいから自律します。

サッカーの指導者で「子どもは小さな大人」という言葉があります。そういう気持ちで子どもと接して、環境を整える事から始めましょう。

子どもが自律成長型になると本当に子育てが楽になりますよ。

 

次回は「子どもが学校や習い事にいきたくないと言ってきた時に間違わない聴き方話し方」について書きます。