教えないことが子どもの「考える力」を鍛える

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明けましておめでとうございます🌅

少しブログをお休みしていましたが、今年から再開します。考動力創造士のもっさんです。

今年もよろしくお願い致します。

 

さて、今回は【教えないことが子どもの「考える力」を鍛える】について書きたいと思います。

子どもを教育していると、どうしても口出ししてしまいませんか?「あれはダメ」「これはダメ」「あれをしなさい」「これをしなさい」と指示ばかりしてしまう事ありますよね。

自分の経験や親の影響により考えが固まってしまって、ついつい言ってしまう。そんな経験ありませんか?私も子どもが小さい頃によく言っていたなと反省しています。

だからこそ、子育てに悩んでいる方に少しでも参考になれればと思っています。

 

最近の親をみていると、指示ばかりしている親の多いこと。すぐに口が出てしまう方が多いです。これをしてしまうと、子どもは「お母さんは自分の話しを聞いてくれない」と思い何もしない子になってしまいます。

そこで、教えないことが子どもが自立成長しやすい事を知っているとイライラも抑えられます。教えないと言っても本当に教えない訳ではありません。基本的な事は教えないといけません。何もしないというわけではありません。お箸でもちかたも靴ひもの結び方も教えないと誰もできませんよね。今の子どもはマジックテープの靴がほとんどで、小学1年生で靴ひもを結べない子が多いです。教えてあげて下さいね。

 

教えなくても、自分でできるような環境を作ることが大切になります。すると子どもは「自分一人でもできる」と喜びを感じ、自己肯定感もあがります。すぐに手伝わないこと、できるまで待ってあげることを心がけましょう。

しかし、どうやって環境を作ったらいいのか分からない方も多いことでしょう。

1番簡単な方法は「お手伝い」をしてもらうことです。例えば、食事の後、自分の使った食器を片付けてもらう、このときに必ず「片付けてくれてありがとう、お母さんあなたがいてくれて助かる」と声をかけてあげて下さい。子どもはお母さんが喜んでいると思い、その後もお手伝いをしてくれます。いけないのは「食器を片付けなさい」と指示してしまうと、子どもは「今、片付けようと思っていたのに」と思います。声かけひとつで変わります。

子育てにはいろいろな場面でこういう状況がでてきます。あまり深く考えすぎてしまうと、自分自身も辛くなるので、ある程度教えたら子どもにまかせましょう。子どもが何か挑戦しているときは、そっと見守ってあげましょう。

そして、子どもが何か聞いてきてもすぐに答えを言わずに「どこがわからないの?」「どうしたらいいと思う?」と言って一緒考えてあげることで考える力が鍛えられていきます。

 

イライラするときもあるでしょうが、今、この子は成長していると思えばイライラすることもないでしょう。

教えないことが大切ですが、考える環境を作ってあげるようにしましょう。

 

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